脳卒中予防 ②
前回に引き続き、脳卒中を予防するために重要なカロリー摂取について書かせていただきます。
脳卒中予防には、カロリーの摂り過ぎの象徴とも言える「肥満」の解消も欠かせません。
過剰な糖質(炭水化物)は中性脂肪となって体内に貯えられるばかりでなく、内臓に付いた内臓脂肪からは糖尿病や高血圧を引き起こす物質や血栓を作るホルモンが分泌されていることも明らかになっています。
日本肥満学会では、統計的に最も病気にかかりにくいBMI22を標準とし、25以上を肥満としています。20~22を目指して、減量するようにしましょう。(BMI=体重kg÷(身長m)²)
そのために、ウオーキング、ジョギング、自転車、水泳などの有酸素運動を継続して行い、運動不足を解消することを心がけましょう。